健康管理のために、普段の生活で気を付けていることはあるでしょうか。運動や食事はもちろんですが、毎日が忙しすぎるとどうしてもこれらが蔑ろになってしまうときがあります。世の中には便利な商品が数多く、特に食べ物は時間短縮のために、電子レンジで温めてすぐ食べられるものも少なくありません。しかし、体に最も必要とする栄養素は自然の食べ物です。住んでいる土地でとれたものを使い、できるだけ調理して食べましょう。
食事は凝ったレシピで作る必要はありません。食べ方や食べる時間、食べる量を管理するだけで大丈夫です。人間の体は思っている以上にシンプルで、体の70％以上は水分でできています。体の中にある血液や、その一部である血しょうを作っているのは水分です。この循環が滞ると、健康にダメージを受けてしまいます。成人が摂取する水の量は1日1.5L〜2Lで、味のついたものは含まれません。
食事で気を付けなければならないことは多いですが、どんなに食事に気を付けていても運動をしなければせっかくの健康管理が台無しとなります。なぜなら、運動をすることで消化や代謝を促せるからです。人の体には、運動神経や感覚神経が流れています。体を作る細胞一つ一つで消化や代謝と同じ活動が行われ、栄養素を取り込んで老廃物を排泄しています。運動はその動きを促進するもので、運動しなければ筋肉が固まり神経や血管を圧迫します。体液は筋肉ポンプによって心臓へ戻ってきますが、運動をしないと機能しなくなるのです。