働く女性が気を付けたい病気について

 

女性には、女性特有の病気があります。必死で働いていると、気付かないうちにそういった病にかかっていることもあるのです。そのため、定期的に婦人科検診を受けたり、不調を感じるのであれば早めに病院に行ったりして、日頃から注意しておくことが大切となります。
婦人科系疾患として多いものが、子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮の病気です。また、卵巣嚢腫や乳がんなども増えています。これらの病の前兆として、おりものの異常や生理のときの過剰出血・不正出血などが挙げられるようです。仕事で忙しくとも、こうした異常が続くときには早めに病院に行くことで早期発見早期治療ができます。また、乳がんに関しては、普段から自分で胸をマッサージして、しこりの有無をチェックする癖を付けましょう。こうした婦人科系疾患以外に女性によく見られるものが、貧血やめまいの症状です。貧血は鉄分不足や生理の出血、またダイエットによる食事制限などが原因として多くあります。めまいは疲れやストレスによるものもありますが、難聴が伴うときはメニエール病の可能性もあるのです。そのほかに、職場の人間関係やハードワークによりうつ病になる人もいます。中年期を過ぎてからは、更年期による鬱症状などを起こす人もいるでしょう。
女性は、仕事をしながらも結婚すると子供を産んで育てるという役割もあります。若いときからしっかりと婦人科の検査をして、自分の体に責任を持つことが大切です。無理をして病気がひどくなれば、不妊症になるリスクも生まれます。仕事に夢中になるのも良いことですが、結婚・妊娠・母になるという女の幸せのためにも、日々健康管理をしながら働くことが大切といえるでしょう。ハードワークとして知られる看護師も、このような不調を感じやすい傾向にあるようです。→→→『看護師だからこそ病気に気を付けよう